趣味:サッカー/野球
特技:庭仕事
お稽古に出すお菓子作り
篆刻はもちろん、あらゆる手仕事が得意
持ち物は最小限に厳選、
…ある意味、現代のミニマリストです。
康 越 — KOUETU —
Profile
1978年 6月22日 生
出身:兵庫県明石市
本名:柏木 康司
関西書芸院所属
関西書道専門学校、佛教大学 文学部日本語日本文学科 卒
2010年 書庵 「翠光堂」設立 二ノ宮
2011年 書道場として 三ノ宮へ移転
2013年 暮らしを愉しむ力をつける文化サロン「アトリエFoo*wa」設立
CONQUES 芸術文化事業統括
2014年 大阪心光寺 境内 「諸行無常」大筆揮毫
2014年 12月 西日本最大級ラーメンEXPO 万博公園
舞台題字「一杯で幸せいっぱい」6m 大筆揮毫
その他、地域の文化イベント等にて揮毫
2015年 広瀬香葉 いけばな展 「一花一葉」にて
「風雅」大筆揮毫
11月7〜8日 気仙沼「ど根性ヒマワリの絆展」会場題字及び「絆」リレー
2016年 1月13日〜17日 神戸ポートピアホテル
ポートピアギャラリーにて個展 「手師の言祝ぎ」
2016年2月24日 日本盛 新酒 蔵開き 会場エントランス看板
朝から晩まで臨書(古典作品に習い、運筆を学ぶ)の日々…
会社員が電車に揺られ、仕事をして帰ってくる、そんな30代の生活とは異なるかも知れませんが、
私は6歳から書道を始め、30でこの道を選び独立しました。
会社員がパソコンに向かうその時間と同じくらい、いやそれ以上に毎日筆を持ち臨書をしています。
書の力をどこまで高められるか、それを一生かけて追求し続けるのが書道。
その基礎力をもって、あらゆる文字を書き上げお客さまのニーズに応えることが仕事です。
作品はたった一瞬のものかもしれませんが、そこには何十枚、何百枚というトライがあり、
さらに何日、何年…というこうした臨書の日々があります。
古くから「手師」という職業はありました。
お客さまの意向をヒアリングし、お見積もり、ご提案、修正をし、ブラッシュアップ。
今で言うデザイン業務に近いかも知れません。
筆と墨を自在に扱い、求められるイメージのそれ以上のものを生み出します。
私は、先生と呼ばれるのも、違うと思う。
ただただ自分の中から沸き上がる作品だけを追い続ける作家、でもない。
書を、生業として生きています。
多くの皆さんに必要とされ、今、この世の中で必要とされる職人のひとりとして、応えていきたい。
街中の、世界中の文字を、美しく芸術性の高いもので溢れさせ、人々を励まし癒し、平和へと導きたい。
筆でできることであれば、何でもします。
どうか皆さん、「書家」のイメージ、変えてください。
書家 康越
blogより 康越 最新情報✨
🍁🍁11月2(金)〜3(土㊗️) 錦秋展のお知らせ🍁🍁
佐田岬半島に移転して、初めてのお披露目会と開催させていただくこととなりました。
康越の書道を中心に、いけばな、藍染。
裂織りのワークショップ、日本画やちぎり絵…お抹茶のお席も設けています🍵
はるばる神戸からFoo*waおなじみのいよ子さんの朗読や、奈津美さんのオカリナも来てくださって本当に感謝です。
当日は伊方町の文化祭。近所の公民館ではさまざまな舞台演目があり、
その中から交流演目としてお琴の会がこちらにも遠征して来てくださいます。
地元と神戸の音色がコラボするかも。
会場は風情ある伊方町湊浦の旧佐々木邸。
伊予銀行設立に貢献した佐々木家邸宅は、現在、地元の方々の熱い想いで維持されています。
明治38年竣工の近代文化邸宅、この機会にぜひ建物内部、隅々まで見学もお楽しみください。
展示や秋の彩りには大江の「江里花だん」のご協力もいただき、深まる秋の彩りをめいいっぱい愉しむ展示会になりそうです。
佐田岬で新たに繋がった輪、とてもパワフルです!
みんなでお支度頑張っていますので錦秋の空の下、ぜひ足をお運びくださいませ。
アトリエ風和 康越 香珠
10月9日より、「心に残る 和の年賀状 亥年版」全国書店にて発売スタートしました。
亥年版の表紙は、康越の書をご採用いただいております。
11月2~3日の錦秋展でも販売いたします。
52名のアーティストの作品がぎっしり、
表紙を書かせていただく機会はそうそうないと思いますので、年賀状送る方も送らない方も記念にお買い上げください(笑)
中面の制作は5月に神戸で、表紙は7月でしたので、佐田岬半島へ移転してから初の作品がこの表紙。
ということになり、私たちにとっては思い出深い1冊となりました。
<Amazon 販売ページ>
康越の筆文字データ販売は、先月より画像・素材の専門サイト「PIXTA」へ移行致しました。
チラシ、ロゴ等の制作にご利用ください。常時約100点の筆文字データを掲載、販売しております。
NEWS 「書道の家庭教師」 神戸だけでなく大阪にも拡大いたします。
■1回:2時間 4500円/ 1名+交通費 (JR住吉駅または阪急御影駅から)
■グループ様 何名でも可能です、ご相談ください。
3名以上〜 お一人につき4000円+交通費 となります。ぜひお友達、ご家族揃って受講ください。
内容:関西書芸院の課題(級、段 資格取得あり)、季節に合わせた自由制作
NEWS 2016年10月より、「こもれど」への出張レッスンの時間が変更になります。15時〜18時に。
お間違えのないように。よろしくお願いいたします。
3月17日(木)から毎週、地域の方々の居場所、として活動されている東灘区の「木洩童(こもれど)」「東灘こどもカフェ」にて、出張レッスンが始まりました!
午後から4時間の間、いつ来てもどれだけお稽古しても大人1500円、子供1000円の、続けやすい内容です。
ぜひ、この機会に書道体験してみませんか。
東灘区「多世代交流から地域の活性化をサポート 「木洩童」「東灘こどもカフェ」 >http://foryou.main.jp
終了致しました!
書家康越 単独個展
----------------- 康越 書展 「手師の言祝ぎ」 -----------------
2016年1月13日〜17日
10:00〜19:00(※最終日は16時に閉廊いたします)
会場:神戸ポートピアホテル ポートピアギャラリー
<新春の大筆揮毫> 13(水)初日:14時〜 & 16(土)14時〜
いずれも会場にて大筆を披露致します。
第1期 2010年 翠光堂 設立
神戸 二ノ宮商店街の中に、小さな書道庵を創りました。何もかもが手作業で、たった4名座れる書道の為の庵。
書でできること、可能性を信じて、発信し続けました。「書道で生きていく」そう心に決めた、30歳の時のこと。
あっという間に庵には生徒さんが増え、入りきらなくなりました。
第2期 2011年 三ノ宮 駅前へ移転
入りきらなくなった生徒さんたちと、三ノ宮の駅前、テナントビルの2階へ移転しました。
JR神戸線の車窓と同じ高さ。教室のガラス窓に貼った大筆作品が電車からよく見え、広告効果抜群!
いつ来ても、いつまで書いてもよい。そんな書道教室は夜勤明けの看護師さんや進路に悩む学生、心豊かな日々を過ごす年配の方々の学ぶ意欲に溢れました。50名近い書道愛好家の熱意に応える、まさに書道道場。
元旦の書き初め、窓の大文字、キャラクター「スイコーくん」の誕生(笑)・・・・懐かしいですね。
第3期 アトリエFoo*wa 設立 (JR摂津本山) 2013年4月20日 オープン
結婚して、住まいが岡本になりました。当初は、三ノ宮まで行き来し、両立を目指していましたが、夫婦で岡本というエリアらしい「少人数制の隠れ家的な教室」を目指して、新しい拠点を作ることに。書道以外の分野にも輪を繋げ「文化サロン」として再編。月に一度のマーケット等もこの頃生まれた活動です。
オリジナルの黒板や机、畳椅子を作り、全てを移動可能にし、あらゆる教室に模様替えできる内装。
教室運営に女性の目線が入ったことで、お抹茶とお菓子付きのお稽古が始まり、それが後にFoo*waらしさへと繋がっていきました。何もかもが、新たな挑戦、試行錯誤の日々。
地域のイベントにも呼ばれるようになり、音楽や朗読、カフェやレストランなどで大筆や懸空書法を披露するようにもなりました。こうして出来る出逢いの和が、次々と新たなステップを与えてくれます。
第4期 住吉山手へ 2014年11月15日移転
元、茶道教室を営んでいた一軒家との出逢い。六甲山の山裾に、外観は洋館、内装は和。この土地らしい建物でした。
実はチームを作ってまでして、1年かけて探しました。自分たちのイメージは既に出来上がっていましたから、それを絵コンテとして描き、いつも傍に持っていました。
ここに夫婦で経営する小さな会社のオフィス、書の制作アトリエ、運営する教室、そして住まいまでも!全てを1つに集約しました。
お互いの分野の情報が常に入って来るようになり、思いがけないコラボ事業も生まれ始めます。
ゆったりとしたスペースをフル活用し、新しい講座や催事の企画もでき、活動には四季折々の「衣」「食」が加わって来ます。
摂津本山時代の後半に出逢った、華道家の香葉先生。
いけばな「想花講座」がスタートし、アトリエは一気に華やぎます。
華道50年、流派を離れひとり。そこまでしても成し遂げたい芸術への想い。香葉先生の芸術文化に対する考え方や姿勢、生き方そのものは、僕たち夫婦に大きな影響を与えました。目標にする形、目指すべきところが、やっと見えた。そんな気持ちです。
先生との出逢いは、文化サロンの未来を確実に変えたと思います。
カタログ「Foo*waカタログ「Foo*wa」
アトリエFoo*waから生まれたモノたち (2014年 春号)
アトリエの活動はますます多角化。旬を取り入れた食事会や、藍染への振興、職人さんたちとコラボしてオリジナルの作務衣や書道バック、家回りのカジュアル服などもできました。マンションにも飾りやすい書額シリーズを制作し始めたのもこの頃です。
また、時の流れもあって大筆パフォーマンスを求められる事が増え、各地でこうしたライブ感溢れる書の世界を披露しています。
書道にしろ、いけばなにしろ、服を作る洋裁、和裁、日本の手仕事であった文化は若い人から遠い存在になってきています。
和文化を総合的に扱うようにり、そこに潜む問題点には共通したものがあることに気付き始めました。
今の暮らしに必要とされるものでなければ、いずれ廃れる。
今、自分たちが等身大30代として、何ができるか。
「暮らしを愉しむ力をつける」をテーマに、今の暮らしに沿わせ、その暮らしをもう1歩2歩、日本美へと高めることは勿論、
日本人として本当の意味で豊かな暮らし方とは何か、を提案する。
私たちは今、生活の全てを変えて、それに取り組んでいます。