ご芳名帳も一杯になり2日間でのべ250名前後のご来場をいただいたそうで、驚いております。
行き届かない面も多々あったかと思います。
移住4ヶ月、短い間に、こんなにもたくさんの地元の方々にお世話になり華やかな会となり本当にありがとうございます。
行政の方々、宇和島や松山からも観に来てくださりお礼申し上げます。
〜 メイン展示「佐田岬半島の秋」 〜
康越 書 「豊」
実なりの柿、小みかん、大山木、段竹、十月桜、浜山茶花、山帰来、孟宗竹、ツワブキなど地元の花材を使って
盛りもの:段竹の葉で折った笹舟、青石、貝殻、流木、白黒の碁石
花器:昭和初期の練炭炊飯器
移住4ヶ月で感じた、佐田岬半島の印象をそのまま表現しました。
入りきらずとなりの部屋からも耳をすまして聴き入る朗読。
オカリナの音色に涙して、めぐみ会のお琴と神戸のオカリナがコラボした際にはドラマティックなアンコールも生まれ、また涙して「良かった、ありがとう💦」というお言葉をいただいたり…
作品は半数以上が売り切れ、中には2点、3点お求めくださった方もございました。人気作品はお客様どうしでどなたの手に渡るか決めていただいた場面もあり、ギャラリーではなかなか見れない光景でした。世界でひとつしかないアートとの出会いも、愉しんでいただけたのではないかと思います。
メイン展示の「豊」は「民宿みちもと」様へ。
テーマ「錦秋」は「佐田岬ツーリズム協会」様へ。
それぞれ、嫁いで行くこととなりました。
これら作品を半島の中でまたお目にかかる日もあるでしょう、大変嬉しく思っております。
はるばる神戸からは、6名のお力添えをいただき、本当に心強くありがとうございました。
関西へ帰られたのち、体で感じた佐田岬半島の魅力を伝えてくれることと思います。
地域おこし協力隊のみなさん、江里花だん、お茶席のみなさん、めぐみ会とお母さんたち、役場のみなさん、ナカタさん。。どうかゆっくり休んでください。。本当にありがとうございました。お世話になりました。
この度の展示会で活用させていただいた旧佐々木邸。
「一富士、二鷹、三茄子」を探して、細部まで意匠の凝らされた館に感動された方も多かったことと思います。
この半島の歴史、文化とともに生まれ、地域の方々の手で残された旧佐々木邸が、今後もさまざまな文化活動の拠点として、この地に根付き、次世代へ受け継がれていくことを心より願っております。
お天気にも恵まれ、
廊下から風情ある中庭を眺めました
文化の秋を満喫してくださった皆さまに、心よりお礼申し上げます。
書、花ともに、今後も日々精進してまいります。
書家 康越 ・ いけばな想花人 香珠
コメントをお書きください