7月9日(日)🌿
今年初のアブラセミの声が、池のほとりで青紅葉からけたたましく響きます。
強い陽射しと水面の照り返し。みな、本格的な夏の陽射しに若干ひるむ。
花畑と裏庭を分断するように立ちはだかって風を止めていたカイズカイブキ。
猛烈に絡み合った細枝が、まさに虫の巣窟でした💦💦
幹を長めに残して、ついに切り倒され花畑に風が抜けるようになりました。
6月25日🍀 詳細はこちら→ https://www.facebook.com/s.keiko67/posts/1622938907730029
朝一番、ドジョウが上がったよ!と大騒ぎ。
よく太ったマドジョウが、メダカ、ヤマトヌマエビ、小フナとともに、池沼土をすくうテミの中に入ったのです。
敷地内に残された自然の奥深さを感じる出来事でした。
親族の方々が農作業のお道具やテントを買い揃えてくださり、
張りたての真新しいテントで通り雨をやり過ごしたときは妙に嬉しく、
テントからこぼれ落ちる雨水に思わず手を伸ばしてみたりしました。
梅の古木の大枝を切ると、庭の奥へ風がまわり始め、
イチジクや檸檬の木は、先月の剪定と池の藻の栄養で立派な実をつけ、ツツジやハラン、紫陽花も切り戻しました。
切る前
切り終えた後
夏らしくなった草いきれの合間あちこちに、芸術的な蚊取り線香も誕生していましたし、(笑)
手を休めると土をおこす鍬の音や、軽やかな鋏の音。
あぁ、健やかだなぁと、幸せを感じるのです。
ふと、小林麻央さんの訃報が胸を過ぎります。
私たちはふたりだけれど、こうして志を同じにできる家族を少しずつ増やし、夢をもって前へ進み、
いつまでも健やかで笑顔のあふれる和を創っていこうという想いがより強くなりました。
哀しみだけで終わらせるのは、彼女も望んでいないと思います。
青空の下、清らかな水辺に、こぼれるように花が咲き、緑がそよぎ、琴や尺八の音がゆっくりと流れ、
書やいけばなを誰もが心ゆくまで愉しむことのできる、どこまでもキラキラ澄んだ健やかで美しい和文化の桃源郷。
広大な敷地をプラスに捉え、生態系の完成はもちろん、農薬や化学肥料を使わず全て天然のもので循環させる仕組み作りにも取り組みます。
7月の庭園整備の予定日(一般参加)は9(日)と、20(木)です。
ご都合合う方いらっしゃいましたらぜひ、このプロジェクトにご参加ください
課題2>>>荒地を除草し周辺の木々を回復させる「お花畑プラン」
2017.5.18
2017.6.8 開墾と伐採、剪定
育ちきった野原。さらに開墾を進めました。草はまた少し、勢いを増しているようです。
Before
after
開墾が端まで進み、縁の石垣が見えてきました。
木々の足元をすっきりさせ、太陽が土まで届きます。
木を切る前
サカキ、シバの3本の木が互いに育ちすぎてぶつかり、病気になっていました。
木を切った後
真ん中の木はとくに傷みがひどく、病気部分を切り落としました。
野原の端 Before
after
Before
ニューサイランは最大3mにも育つ植物です。
after
ニューサイランに負けて梅の木が弱っていたので、葉を切って、株も少し小さくすることにしました。
課題1>>>100坪の池に、再び豊かな水流は戻るか。 2017.5.18
海岸の工業地帯を支えた豊かな加古川の流量。
しかし、気候は日本海側にくらべ、極端に雨の少ない(年間降雨量は1100mm〜1200mm程度)典型的な瀬戸内気候地帯であり、かんがい用水はもちろん、飲み水にも不自由するほどの干ばつに悩む地帯でもあったそうです。
そのため田畑の開墾には、数多くのため池が必要でした。
井上邸は、そうしてできた活発な網目状の水路を生かし、美しい水景を保っていたようです。
急速な宅地化による田畑の減少。
この100坪の広大な池を潤す十分な水量は、確保できるのでしょうか。
日なたで1週間、納豆菌を培養し、池に入れました。
6月4日 散布 → 8日に調査
Before
4日後