◆藍畑、開墾がはじまる
伊方町へ相談をし始めたのが2017年。
2018年夏ついに移住となり、その秋11月から藍畑の候補地探しがはじまりました。
半島は水不足に悩む土地です。
水が好きな藍にとって、天然水のとれる場所というのは大きなポイントでした。
候補地のひとつに川沿いの土地があり、
土壌との相性はわかりませんでしたが「水」という条件を優先してこの土地を初年度の開墾地に決定!
11月15日 大安の佳き日に藍畑を契約✨
総面積6反 、地道な開墾の日々がスタートします・・・
🌿🌿🌿開墾前の土地の様子🌿🌿🌿
さて、何からどこからはじめようか。。。💦💦💦
11月19日:いよいよ開墾はじまりはじまり!
なんとか車だけは入れるように、まずは畑沿いの道路をきれいに。
1日5m進む! を目標に、
草刈り(草刈り機&カマ)→草を集めて脇にどける→根っこを掘る→小さな根や枝を掃除する→整地する
ただただこれを繰り返していきました。
道具は、電動草刈機、クワ、カマ、スコップ、これだけ。
何が必要かも、正直よく分からなかったのです💦
それでも1日5mの目標はなんなくクリアでき、3月の種まきまで逆算で計算して「間に合うね」と、マイペース。
10m進出。
一歩も入れなかった土地に、1日5mずつ侵略?していきます。
この土地は、以前、高茂牛を育てるための飼料トウモロコシを栽培していたそう。
草の下からでてきた土は真っ黒で、ふかふか。
牛ふんがたっぷり混ぜ込まれてあり、月日が経って腐葉土と混ざり豊かな土壌を作っていました。
カブトムシの大きな幼虫が、ごろんごろんと出てくる!
11月29日:毎日、どこまで進んだか記録しながら。
11月30日:作業に慣れてきました。30m以上進み、車を置いている場所(入り口)が随分遠くに感じるように。
12月7日 : ついに1列目を畑の奥まで到達✨ 奥行き60mほど。Uターンして2列目の開墾が始まる。
草の種がついたり、
不思議なイモを掘り上げたり、
畑で起きる出来事が
毎日楽しくて仕方ありませんでした。
12月8日: 地元の方々が手伝ってくださって。「クワとカマでやってるの!?」呆れ顔。。。💦💦
12月9日: さらに助っ人が増えます。
私たち以外の人に、
初めて畑を紹介できた、
耕運機も初体験。
思い出の2日間でした。
随分と畑らしくなってきた! 周りはまだボウボウ!畑の畝の作り方を教えていただいた。初めての経験ばかり。
種まきの練習? 春菊の種まきを教えてもらいました。作業のひとつひとつに日本人の知恵がいっぱい詰まっている。
1月20日:お天気のよい日。消防署に連絡を入れ安全対策も万全に、野焼きをした。
2月26日
こうしてついに、
種まきがはじまる!
畑がスタートするまでの間、
地域の方々にもお手伝いいただきました。
クワとカマで作業していた日々が遠く懐かしい。
毎日が楽しくて、あっという間だったように思います。
こうして、岬藍ファームは1筋60mの2筋をメインに、1年目の栽培をスタートさせることができました。改めてみなさまに感謝申し上げます。
さて、まだまだこれから、これから!
ふと辺りを見回せば、陽射しがゆるみ、
野の花が咲き始めていました。 2月20日。
・・・つづく