昨年に続き2年目、CHICホリデーバザー2017にお招きいただき、
尺八 前田舟山先生、箏 桜井聖子先生の優雅な調べにのせて康越 書道大筆のライブステージを披露しました。
今年のテーマは「愛」
天に星 地に花 人に愛
↑こちらは事前にイメージを膨らませていた草稿
ゲーテの「天には星、地には花が、人には愛が不可欠だ」という言葉が元とされており、
明治時代には小説家、武者小路実篤(むしゃのこうじ さねあつ)や文芸評論家高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)も引用しました。
そして彼らはこれらをとても大事なものでありながら「この世で一番美しいもの」と、言っています。
例えば秋に真っ赤に紅葉するモミジの葉を、人は美しいと見上げますが、モミジにとってなぜそんなに赤く美しく魅せる必要があったのでしょうか。それはただただ、その木が生きている証を精一杯、体で表現している姿なのです。
その一生懸命な姿というのが人の心を打ち、美しいと感じるのです。
見る人の気持ちを幸せにし、結果、木はたくさんの人から愛をもらいました。
この世に命を与えられた私たちも、それぞれの場所で精一杯生き、周りの人や自然を愛しましょう。
その姿はきっと美しく、たくさんの幸せにつながります。
過ぎ行く年への感謝と、新しい年への希望、そしていつも大切に持って進みたい愛。
家族や大切な人たちと過ごしながら、もう一度この言葉を思い出してほしい、
みなさまにとって、来年も「美しい年」でありますように、そんな願いを演者一同込めて披露しました。
静かに最後までステージを見てくれた子供たち、
明るい歌声で楽しませてくださったボランティア合唱団、
細部まで細やかに準備をしてくださったスタッフの方々、
わざわざ見に来てくださったお客さまや、
「凛」とは英語でなんと説明するか、言葉をつないでくださった人たち、
美味しいワインや食事を提供してくださったみなさん、
信頼のおける品物ばかり集め市場のような活気でお買い物を楽しませてくれたブースのみなさん、
本当にありがとうございました。
2017年もお疲れさまでした、来年もきっと良い年になります。
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