康越 筆文字によるお菓子のギフトボックスが完成しました⭐️
週末、デザイナーの方々とお披露目&お祝い会が終わったところです。
神戸を中心に日本各地のパティスリーさんで、和菓子を中心にギフト用箱として使用されます。
一段は「花」、二段は「草」、豪華な三段重は「土」。
「書道家に筆耕を頼むにはどうしたらいい・・・?」
「・・・高くつきそう💦」
「納品されてきた書データを加工したりしたら怒られそう💦」
「透明感ある商業物にしたいのに、墨の黒って重すぎて💦」
「カラーに変えたら・・・さすがにやばいよね・・・」
なんて、
書道家に商業物の筆耕を頼むなんて敷居が高すぎる!
という声を多く耳にします。
そんなことは決してありません。
商業デザインの隣りに書家という手師の職業を置いてください。
この春、さまざまな敷居を「良いものを作りたい!」ただそれだけの気持ちまっすぐに、笑顔で飛び越えてきてくださった方々と、順調に協働作業が進みました。
手間暇をかけ墨で書き下ろした字は、商業物になったときでもしっかりとほかとは異なる存在感を醸し出してくれます。
そのために、多くの便利なもの、があるこの時代でも、日々「手師」として鍛錬を続けているのです。
この箱を手にした多くの方々が
「こんなふうになるんだ!それならば!」と、書への敷居を笑顔で飛び越えて来ていただけるようになると期待しています。
「神戸らしさ」に重点を置きながら、
制作活動はもちろん、さまざまなコラボ事業も頑張っていきたいと思います。
美味しいお菓子がぎゅっと詰まったこの箱を手にされましたら、ぜひ「私も出逢ったよ」と、声をかけてくださいね。
書家 康越
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