2016 書き初め

今週は、仕事始め、稽古始めでした。

書道クラスでは毎年恒例の書き初め。今年はカレンダー作品。

 

皆さんそれぞれ個性溢れる作品が仕上がっているようでした。

康越は・・・「もう一回!」と書いています。  もう一回?  何をもう一回? ・・・まさか??

 

 個展、年内にもう一回目指すそうです…!

目の前の個展準備にあたふたな裏方は、それこそびっくりぽん!でした。


本来、書き初めは仕事始めや稽古始めを特別な日とみなして「寿」や「福」といったおめでたい文字や漢詩を書いて、年神さまの神棚に収めたり、その年の恵方の方角に貼ったりしていたそうです。

 

小さい頃の記憶では、今でいう全紙(当時は呼び名がなかったのかこれを「条幅(じょうふく)」と読んでいましたが)に、書き初めを書いて、お正月いっぱい家に飾り、15日のどんどん焼きの日に持って行きました。

火にくべて、その灰が空高く上がれば上がるほど字がうまくなる、と祖母に言われたものです。

風が止むのを待って海辺で燃やしていた記憶。

 

灰が思うように上がらずに燃え尽きてしまった年、泣きながら帰ってきた私を祖母がまた日和の良い日に燃やしなおしてご機嫌取りをしてくれたのを覚えています。今もこんな風習残っていますか?

 

2016年の皆さんの夢、願い、目標、叶いますように。